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ミキシングのコツ

難易度5★★★★★
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今回は「ミキシングのコツ」について書いてみましょう。
 
 
 
ミキシングとは、各パート(歌や楽器)のバランスをとり、
 
聞きやすい曲に仕上げる作業です。
 
 
 
詳しく書くと、とても奥が深い作業なのですが、
 
今回は、簡単なコツだけ紹介しますね。
 
 
 
1つの曲は、ボーカル、ギター、ベース、ドラムなど、
 
いくつかの楽器から成り立っています。
 
これらの「音量、定位、エフェクト」を、
 
ミキシングによって調整します。
 
 
 
音量とは、各パートの音量バランスを調整することです。
 
たとえば歌モノであれば、ボーカルパートが聴きやすくなるように
 
 
バランスをとる必要がありますね。
 
ボーカルの音量を上げたり、音量が大きすぎる他のパートを下げたりして
 
聞きやすいバランスに調整します。
 
 
 
一番聞かせたいパートを、ハッキリさせておくことがポイントです。
 
 
 
定位とは、各パートの位置のことです。
 
ステレオ(2つのスピーカー)で聞くことがほとんどだと思うので、
 
この場合は、左右のどのあたりから聞こえるかを調整します。
 
「パンを調整する」という呼び方もしますね。
 
 
 
例外もありますが、ボーカル、ベース、バスドラ、スネアは大体、
 
真ん中にすることが多いですね。
 
 
 
そして、ギターを左、ピアノを右、ブラスはやや真ん中寄りの左、のように
 
各楽器がまんべんなく広がるように
 
バランスを調整します。
 
 
 
このように、「音量、定位の調整」をするだけでも、
 
バランスは良くなります。
 
 
 
さらに聞きやすくするためには、エフェクトを使いこなす必要があります。
 
エフェクトを使いこなせるかどうかによって、
 
曲の仕上がりが大きく違ってきます。
 
 
 
最も重要なエフェクトを3つ上げるとすれば、
 
「EQ、コンプレッサー、リバーブ」でしょう。
 
 
 
EQ(イコライザー)とは、周波数ごとの音量を調整するエフェクトです。
 
不要な周波数帯の音を下げ、必要な周波数帯を上げることで、
 
さらに聞きやすくすることが出来ます。
 
 
 
EQを使うポイントは、先ほどの定位の調整に似ていますが、
 
各楽器の周波数帯をまんべんなく使い、特定の部分に固まらないようにすることです。
 
特にベースとバスドラは、同じ周波数帯で重なりやすいので、
 
EQで調整しましょう。
 
 
 
コンプレッサーとは、音を圧縮するエフェクトです。
 
音圧が足りない時は、コンプレッサーで音を圧縮し、
 
その状態で音量を上げれば、音圧が上がります。
 
 
 
ベースやドラムにコンプレッサーを使って、
 
音圧を上げ、迫力を出すという使い方も良いでしょう。
 
 
 
また、音を圧縮するので、
 
音量のばらつきを、ある程度抑えることもできます。
 
 
 
リバーブは、この3つのエフェクトの中では、
 
最もなじみがあるのではないでしょうか?
 
これはカラオケのマイクや、風呂場を思い浮かべてもらえると分かりやすいと思います。
 
残響音を作るエフェクトですね。
 
 
 
リバーブは、ボーカルには必須です。
 
他の楽器にも使いますね。
 
目安としては、低音楽器には少なく、高音楽器に多くかけるようにすると
 
バランスがとりやすいです。
 
 
 
ただし、あまりかけすぎると、
 
音がぼやけてしまうので注意しましょう。
 
 
 
以上の事を意識して、ミキシングをしてみてください。
 
曲の完成度が違ってくるはずですよ。
 




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