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音の厚みを出すアレンジのコツ

難易度3★★★☆☆
___________



今回は「音の厚みを出すアレンジのコツ」について書いてみましょう。
 
 
 
アレンジをしていると、いくら音数を増やしても、
 
サウンドがスカスカになることはありませんか?
 
 
 
良いアレンジは、たとえ少ない楽器数でも
 
音がスカスカにはなりません。
 
逆に、楽器数が多くても
 
スカスカになるアレンジもあります。
 
 
 
その原因は、音域の使い方にあります。
 
 
 
 
音の厚みを出すコツは、一言でいうと、
 
「まんべんなく音域を使うこと」です。
 
 
 
DTMを使っている人は、打ち込みをする時に、
 
ピアノロール画面を良く使うと思います。
 
ピアノが横になったような画面ですね。
 
 
 
音を打ち込むと、どの音域に音が入ったかが
 
一目で分かると思います。
 
低い音を弾けば低い位置、高い音を弾けば高い位置に
 
音データが入りますよね。
 
 
 
音がスカスカのアレンジは、
 
ピアノロール画面もスカスカになっていることが多いです。
 
たとえば、低音域にベース、高音域に他の楽器が複数入っていて、
 
中音域がぽっかり空いているような状態です。
 
 
 
このような場合は、中音域にギターなどを入れると、
 
音の厚みが増します。
 
ギターでなくても、ストリングスやピアノでもかまいません。
 
 
 
ぽっかり空く音域を埋めることさえできれば、
 
少ない楽器数でも、音の厚みは出せます。
 
 
 
音数が多い曲の場合も同じです。
 
どこかの音域に音が固まっているとバランスが悪いので、
 
まんべんなく音域を使います。
 
 
 
たとえば、いくつかコードを弾いている楽器があれば、
 
そのうちの1つを1オクターブ上げ下げして、
 
ぽっかり空いている音域に持っていっても良いでしょう。
 
 
 
このように、音域を意識してみてください。
 
生楽器だけでアレンジする場合も同様です。
 
音域を意識してアレンジしましょう。
 
 
 
ただ、DTMで使う音色は、
 
「実際に弾いた音」よりも高い(低い)音が出るように
 
設定している音色もあります。
 
その場合は、ピアノロール画面だけにとらわれていると
 
音域を見誤ってしまう可能性があります。
 
 
 
自分の耳で確認することも忘れないようにしましょう。
 
 
 
以上のように、音域を意識してアレンジしてみてください。
 
バランスが良くなりますよ。




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