■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > ソフトシンセを使って打ち込む際の注意点ソフトシンセを使って打ち込む際の注意点難易度3★★★☆☆___________ 今回は「ソフトシンセを使って打ち込む際の注意点」について書いてみましょう。 シンセサイザーには、大きく分けて ハードシンセ(外部音源)と、 ソフトシンセ(内部音源)があります。 ハードシンセは、鍵盤が付いているもの(鍵盤タイプ)と 付いていないもの(ラックタイプ)がありますが、 どちらも、音源がパソコンの外部にあるため、 外部音源と呼ばれます。 一方、ソフトシンセは、 パソコン内部に音源があるため、 内部音源と呼ばれます。 ソフトシンセの使い勝手は、パソコンの処理能力に影響しますが、 全てパソコン内で完結できるし、設定が簡単なので、 最近はソフトシンセが主流になっています。 DTMソフトに付属しているものも多いし、 新たに購入するとしても、ハードシンセに比べて 価格が安いですからね。 ですが、ソフトシンセを使う際には 気を付けてほしいことがあります。 それは、ソフトシンセは、 基本的な機能を全てそなえているわけではない ということです。 たとえば、CubaseというDTMソフトに付属している HALionOne(ハリオン・ワン)というソフトシンセがあります。 「わくわく作曲先生♪」でも、HALionOneを使っている生徒さんには 特に気を使うのですが、 「エクスプレッション」という、とても使用頻度が高い機能に対応していないのです。 そのため、「ヴォリューム」という機能で代用して打ち込みます。 ピッチベンドの変化幅も、 基本的には、どのシンセでも変更可能なのですが、 HALionOneは「±2」で固定です。 このように、ソフトシンセは、 得意分野と不得意分野がハッキリしているものが多いです。 一方、ハードシンセは、 価格は高いですが、基本的な機能には ほぼ対応しています。 基本を押さえたうえで、さらにいろんな機能があります。 ソフトシンセを使う場合は、出来ることと出来ないことを調べ、 何をやりたいのかによって、 シンセを使い分けましょう。
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