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マルチバンドコンプレッサーとは

難易度2★★☆☆☆
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今回は「マルチバンドコンプレッサー」について書いてみます。


まずは、マルチバンドコンプレッサーの前に、

コンプレッサーについて、

簡単に説明しておきますね。


コンプレッサーとは、音を圧縮するエフェクトです。


たとえば、音圧を稼ぎたいとしましょう。

ですが、今以上に音量を上げると、音割れしてしまうという場合、

まずはコンプレッサーを使って、

音をギュッと圧縮します。


こうすることで、音割れの原因となっていた、

音量の大きな部分だけを抑え込むことが出来、

全体として、もう少し音量を上げることが出来るようになります。


いったん圧縮した後、音量を上げることで、

音圧を稼ぐことが出来ます。

つまり、音の迫力が増します。


この他にも、音の後半だけを圧縮することで、

アタック部分(「ドンッ」という音の「ド」部分)だけを強調したり、

その逆も可能です。


このように、音を圧縮することで、

いろんな効果が出せるようになります。

これがコンプレッサーの役割です。


そしてもう一つ、イコライザー(EQ)も説明しておきましょう。


イコライザーは、音の周波数別に、

音量を調整できるエフェクトです。


低音が強すぎると思えば、低音域の周波数帯を抑えることが出来るし、

高音域が足りないと感じれば、

高音域を持ち上げることもできます。


そして今回紹介する「マルチバンドコンプレッサー」は、

コンプレッサーとイコライザーを

同時に調整できるようなエフェクトです。


エフェクト画像を見てみましょう。

 



↑クリックすると拡大画像になります。



この画像は、デジタルパフォーマーというソフトに付属している

「マルチバンドコンプレッサー」です。


「マルチバンドコンプレッサー」は、3つか4つの周波数帯に分けることが出来、

それぞれの周波数帯に、コンプレッサーをかけることが出来ます。


たとえば、低音だけを引き締めたいと思った場合、

低音域だけにコンプレッサーをかければOKです。


もちろん、高音域のアタック部分だけ強調する、

ということも可能です。


「マルチバンドコンプレッサー」は、1つのパートに使っても良いのですが、

最終仕上げのマスターエフェクトとして使うと便利です。


お使いのDAWソフトに、「マルチバンドコンプレッサー」があれば、

是非活用してみてくださいね。





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