ミキシングデータの受け渡し方

ミキシングデータの受け渡し方


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今回は、「ミキシングデータの受け渡し方」について書いてみます。


現在はDAWソフトが発達しているので、

自分でミキシングまでやってしまう人も多いと思いますが、

専門家や、ミキシングが得意な人に任せることもあるかもしれません。


今回は、ほかに人にミキシング用データを渡す時に、

気を付けるべき点を紹介します。


まず、ミキシング用データは、

基本的にWAVファイルという、オーディオデータのファイルを使います。

ほかの形式のファイルを使うこともありますが、

WAVが主流です。


この時、MP3ファイルは使わないようにしましょう。

MP3は圧縮されたファイルなので、

音質が劣化しますからね。


生楽器をレコーディングした場合は、オーディオデータを扱うので問題ないのですが、

打ち込みではMIDIデータを扱いますよね。

これもオーディオデータに変換しておきましょう。


ソフトシンセの場合も同様です。

全てオーディオデータに変換しておきます。


次に、自分なりのラフミックスを作っておきましょう。

ラフミックスとは、ミキシングのスケッチのようなものです。

「ミキシングを依頼された人」に、おおまかな自分の「完成形のイメージ」を伝えるためのものです。


ラフミックスが終わったら、

オーディオデータ受け渡しのためのWAVファイルを作っていきます。


このWAVファイルは、1トラックずつ、全トラック分を用意します。

そして全て、1小節1拍目からオーディオデータ化しましょう。

「イントロは無音状態」などのパートも含めて、すべてのトラックを

1小節1拍目からオーディオデータ化します。


こうしておけば、「ミキシングを依頼された人」は、

各トラックの1小節1拍目に、WAVファイルを貼り付けることで、

全パートのタイミングがそろいますからね。


なお、WAVファイルを作るときには、

エフェクトを切っておきましょう。

エフェクト設定は、「ミキシングを依頼された人」に任せます。


そして、モノラルのオーディオデータは、モノラルのWAVファイル、

ステレオのオーディオデータは、ステレオのWAVファイルに変換します。


音量は、ラフミックス時の音量バランスを維持したまま、

WAVファイルに変換すればいいでしょう。

こうすることで、「ミキシングを依頼された人」は、

ほぼ音量バランスを変更しなくてもよくなります。


ちなみに、これはあくまでも、

ミキシングデータを受け渡す時の話です。

レコーディングの際は、

音割れしない程度で、できるだけ大きな音量で録音しましょう。


以上のことに気を付けて、ミキシングデータを渡せば、

大きな問題はないでしょう。


機会があれば、参考にしてくださいね(^◇^)ノ


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