キーボード(鍵盤)の選び方

キーボード(鍵盤)の選び方


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今回は、「キーボード(鍵盤)の選び方」について書いてみます。


鍵盤には、いろんな種類があるので、

どういう基準で選べばいいか、

分からないという人も多いのではないでしょうか?


今回は、鍵盤を選ぶ基準を

いくつか紹介します。


<B>■1、鍵盤の数</B>

「鍵盤の数」によって、

気を付けるべきポイントが変わります。


1オクターブは「ド、ド♯、レ、レ♯、…、ラ♯、シ」という

12の鍵盤で成り立っています。

「12」という数字を基準に考えてもらうと、

以下で紹介する「鍵盤の数」のイメージがつかみやすいと思います。


まずは、ミニ鍵盤と呼ばれる、

25鍵くらいの鍵盤があります。

値段が安いし、場所もとらないので、

音の確認程度であれば、この鍵盤でも良いでしょう。


ただ、その名の通り、

鍵盤1つずつのサイズも小さいので、

鍵盤に慣れている人だと、弾きづらいです。

子供向きと考えても良いかもしれません。


そして、同時発音数が少ないものが多いので、

4和音以上を弾く時には注意が必要ですね。


次に、標準サイズの鍵盤があります。

鍵盤の数としては、32鍵〜76鍵です。


この鍵盤は、鍵盤のサイズも標準なので、

演奏の練習をするにも適しているでしょう。


ただ32鍵だと、両手で演奏するには、

やや狭いです。

少なくとも49鍵、出来れば61鍵か76鍵が望ましいですね。


次に、88鍵の鍵盤があります。

76鍵までは、鍵盤の裏にバネが付いていて、

鍵盤を押すと、バネの力で元に戻るものが主流ですが、

88鍵はピアノと同じく、「重り」によって元に戻る構造のものが多いです。


ピアノタッチとも呼ばれ、

ピアノに慣れている人は、この鍵盤が弾きやすいでしょう。

逆に、バネの鍵盤に慣れている人は、

ピアノタッチの鍵盤は重くて弾きづらいですね。


<B>■2、コントローラー</B>

DTMに接続して使うのであれば、

コントローラーも大切です。


少なくとも、「ピッチベンド」と「モジュレーション」のコントローラーは

付属しているものを選びたいですね。

通常は、鍵盤の左側に、

スティックやホイールの形で付いています。


その他には、ペダルがつなげられるか、

ツマミやフェーダーが付いているか、

USB端子が付いているか、

ということを確認しておきましょう。


なお、ツマミやフェーダーは、

自分の好きなように設定出来るものが多いです。

たとえば1つ目のツマミには「カットオフ周波数」、

2つ目のツマミには「レゾナンス」という命令を割り当てておけば、

リアルタイムで、「ウニョウニョ」というサウンドを演奏することもできます。


<B>■3、音源内蔵</B>

鍵盤には、音源(シンセ)が内蔵しているものと

そうでないものがあります。


音源内蔵のものは、パソコンに接続しなくても音が出るので、

すぐに弾きたい時に便利です。

音源単体として使うこともできます。


音源が内蔵していないものは、

MIDIキーボードとも呼ばれます。

これは基本的に、DTMに接続して使います。

DTMに内蔵されている音源や、

別途用意した音源で、音を鳴らします。


以上のことに気を付けながら、

鍵盤を選んでみてくださいね(^◇^)ノ


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