レイヤーというテクニック活用法

レイヤーというテクニック活用法


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今回は「レイヤーというテクニック活用法」について書いてみましょう。


レイヤーとは、一言で言うと、

「音を重ねるテクニック」です。


最も基本的なレイヤーのテクニックは、

2つ以上の音色で、同じフレーズを弾く方法です。


たとえば、ストリングス音色にバイオリン音色をうっすらと重ねると、

ストリングスに輪郭が出てくるような音になります。


ピアノ音色に、エレピの音を重ねると、

ツヤのあるピアノ音色になります。


音色を合成することが出来るシンセならば、

あらかじめレイヤーを使って、

音色を作っておくと便利です。


そうすれば、そういう音色の楽器として、

使うことができますからね。


音色を合成出来ないシンセならば、

DTMに打ち込む時に、

複数のトラックを使いましょう。


まずは「メインとなる音色のトラック」を作り、

コピペでトラックを複製します。

そして、複製したトラックの音色を変更しながら、

微調整しましょう。


この時、「複製したトラックの音色」は、

音量を少し抑えておくことがポイントです。

そのほうが、作りたい音色を表現しやすくなります。

隠し味のようなものですね。


なお、レイヤーは、

音色だけに使えるテクニックではありません。

ミキシングにも使えます。


たとえば、ヴォーカルをレコーディングします。

そして、先ほどと同じ要領で、ヴォーカルトラックをコピペし、

複製します。


複製したヴォーカルトラックのほうに、コンプを強めにかけ、

元のヴォーカルトラックと一緒に鳴らしてみましょう。

すると、芯のあるヴォーカルになります。


あるいは、ギターのトラックを複製し、

片方だけショートディレイをかけ、

元のトラックと、複製トラックのパンを左右に振り分けてみましょう。

面白い効果が得られます。


このように、レイヤーというテクニックを使えば、

いろんな応用が出来ます。

いろいろ試してみてくださいね(^◇^)ノ


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