ループミュージックの作り方

ループミュージックの作り方


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今回は「ループミュージックの作り方」について書いてみましょう。


ループミュージックとは「繰り返し(ループ)」を多用した音楽です。

テクノなどのダンスミュージックによく使われますね。


ループミュージックは、同じフレーズを繰り返すことで、

リスナーを陶酔させるような音楽です。

ですが、単純に繰り返していても飽きるので、

やはり工夫が必要です。


コツとしては、いろんな楽器を「加える、抜く」ということを、

センス良くやることです。


たとえば、「4つ打ちのバスドラ」をループさせながら、

4小節毎にハイハットやハンドクラップを加えていき、

徐々に盛り上がるようにしていくパターンが有ります。


あるいは逆に、突然バスドラなどを抜く(消音する)という方法が有ります。

この場合、急にリズムがスカスカになるので、

良い意味でリスナーを裏切ることができます。


このように、リスナーの高揚感や陶酔感をコントロールしつつ、

飽きさせないように変化を付けることが大切です。


なお、ループミュージックは、MIDIデータを使うこともありますが、

オーディオデータ(波形データ)を使うことが多いです。

オーディオデータを切り貼りして

1曲作って行くという作り方ですね。


MIDIデータならば、自由に音程を調整できますが、

オーディオデータの場合は、MIDIデータ程の自由度は有りません。
(専用ソフトやサンプラーを使えば編集は可能ですが)

そのため、音程が関係ない、ドラム系や効果音のオーディオデータがよく使われます。


ですがもちろん、ギターやシンセなど、

音程のある楽器も使います。


音程のある楽器のオーディオデータを使う場合は、

ある程度の「スケールやコードのズレ」には目をつぶり、

グルーブ感(ノリ)を重視します。


たとえば、あるコード進行上で、

スケールをあまり気にせず、自由にギターのリフを入れたり、

ボーカルの1フレーズを入れたりしても面白いでしょう。


応用例としては、1音をさらに細かく切り貼りする方法もあります。

たとえば、ギターの「アタック部分、余韻部分」を分け、

別々に使っても面白いですね。


エフェクトを活用するのも効果的です。

ディレイを使って、グルーブ感を出しても良いでしょう。


このように、ループミュージックは、

かなり自由度が高い音楽です。

機会があればチャレンジしてみてくださいね(^◇^)ノ


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