転調を使ったコード進行「サブドミナントマイナー」/メルマガ作曲講座「音楽理論編」

サブドミナントマイナー


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今回は「サブドミナントマイナー」を紹介します。


サブドミナント・マイナーコードとはサブドミナントの第3音を半音下げたものです(図1)。
Key=Cの時はFm、特にその中の(ラb)の音がポイントになります。


図1. サブドミナントマイナー(Key=C)


これをメジャーのコード進行中に入れることにより、一時的にマイナーの
雰囲気を取り入れることができます。

繊細でクラシカルな響きなので、バラードなどに多用されることが多いですね。

サブドミナント・マイナーでは代理コードも加えると図2の様なコードがよく用いられます。
全て(ラb)が入っているところに注目してください。



図2. サブドミナントマイナーの代理コード


使い方としては、サブドミナントと置き換えると思ってもいいでしょう。

このコードを使うと以下のようなコード進行も考えられます。

Fm → C
F  → Fm → C
Fm → G  → C
Bb7 → G  → C
AbM7 → DbM7  → C


どうですか?
すごく個性的な曲が作れそうですよね?



次回は「ディミニッシュ・コードを使ったコード進行」を紹介します。


→次の講座_第20回「ディミニッシュ・コード」を読む

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