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♪waimの「秘密の作曲法」 第17回------------------
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ここではwaim独自の作曲方法を紹介していきます。
最終的には4th-signalの作曲法の核となっている「オルタードテンション」の
説明まで行こうと思います。
この理論は高度すぎるため載っている本はあまり見当たりません。
全て解説するまでには約1年間を予定しています。
最初の数ヶ月は基礎を固めていきましょう。
この講座はキーボードやギターで「なんとなくコードくらいは弾けるんだけどぉ〜」
という方から、現在すでに作曲をしている方を対象としています。
★今日のテーマはその他のコード進行「転調その1」です。
今回は概要説明なので図を使わず説明しますね。
転調とは、それまでのキー(調性)から離れて別のキーへ移るものです。
転調は大きく分けて2つあります。
●一時的な転調
一時的転調とは、一時的に別のキーへ移り、またすぐ元のキーへ戻る転調をいいます。
この一時的転調を使うことによって、コード進行に変化を付け、
斬新なコード進行を作ることができます。
●本格的な転調
本格的な転調は、曲のブロックなどまとまった単位でキーを変えます。
AメロとBメロでキーが違ったり、曲の後半で半音上がる転調がこれにあたります。
次に、よく転調し易いとされるキーの関係を紹介しますね。
元のキーと転調したキーが以下のものに当てはまるものは転調しやすいと言われています。
●同主調
同じ主音を持つ、長調と短調
C → Cmなど
●並行調
同一の調号を持つ、長調と短調
つまり、楽譜上のシャープやフラットの数が同じということです。
C → Amなど
●属調
主音のドミナントを主音(トニック)とするキー
例えば、キーがCのドミナントはG、キーがEのドミナントはBですよね。
(忘れた人は
http://www.4th-signal.com/music/magazine/8th.html
を参照して下さい。)
つまり、キーがCの属調はキーがGのものということになります。
属調の並行調にもスムーズに転調ができます。
C → Emなど
●下属調
主音のサブドミナントを主音(トニック)とするキー
例えば、キーがCのサブドミナントはF、キーがEのサブドミナントはAですよね。
つまり、キーがCの下属調はキーがFのものということになります。
下属調の並行調にもスムーズに転調ができます。
C → Dmなど
このようにスムーズに転調できる関係がありますが、僕はこの法則を結構無視して
ガンガン転調を使います。
その方法はまた今度のお楽しみということで。
次回は「転調その2」を紹介します。
ではまた来週、おたのしみに〜 (^o^)/~~

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