【分数コード】
〜メルマガ作曲講座「音楽理論編」〜
今回のテーマは「分数コード」です。
前回少しお話しした分数コードについて、もう少しお話ししましょう。
このコードは僕自身すごく使います。
使わないで曲を作れといわれれば、頭をかかえ込んでしまうくらい使いますね(笑)。
原理は簡単なので、ここでしっかりマスターしましょう。
分数コードは例えば「F(onC)」や「F/C」などで表されます。
意味としては、ピアノだと左手でC(ド)、右手でF(ファ、ラ、ド)を押さえます。
バンドの場合だと、ベースがC、ギターやキーボードなどがF(ファ、ラ、ド)を弾きます。
さて、それでは例を挙げながら図で説明していきましょう。
→こちらの図を見て下さい。
図を見ながら一緒に確認していきましょう。
(僕が)分数コードを使う意図としては大きく分けて2つあります。
1. アボイドノートを避けるため
2. テンションの響きを簡単に得るため
第1は「アボイドノートを避ける」。
これは先週お話ししましたね。
****先週の記事より****
「Eマイナー・コード」で「ド」を使いたい場合、「シ」と「ド」が半音でぶつかるのでアボイドノートに
なりますよね。
これも同様に「シ」を弾かないようにするのです。
構成音は「ミ」「ソ」「ド」となります。
この構成音はなんでしょう?(図1)
そうです。「Cメジャー・コード」ですよね。
左手で「ミ」を、右手で「Cメジャー・コード」を押さえる形になります。
これはコード表記では「C(onE)」または「C/E」と表します。
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アボイドノートを避けるために、分数コードにしてしまうというテクニックです。
この方法だとコード進行を大幅に変えることなく、アボイドノートを避けられます。
ラクですよね〜。
第2に、「テンションの響きを簡単に得る」。
例えばF(onC)を見てみましょう(図2)。
この構成音をよく見てみると、左手でC(ド)、右手でF(ファ、ラ、ド)です。
Cから見ると、「ファ」は完全4度、「ラ」は長6度または13度、「ド」はルートですね。
つまり、このコードの正体は「C6sus4」と考えることもできるのです。
※Rootと5thは省略可。
もう少し見てみましょう。
G(onC)はどうでしょうか?(図3)
構成音は左手でC(ド)、右手でG(ソ、シ、レ)ですね。
Cから見ると、「ソ」は完全5度、「シ」は長7度、「レ」は長2度または9度です。
ということは「CM7(9)」に近い音と考えることができます。
このように、「テンションの響きはかっこいいんだけど、どうやって作ればいいか解らない〜」って人は
この分数コードはオススメです。
アボイドノートにだけ気を付けて、自由に分数コードを試してみて下さい。
普段得られなかった響きが簡単に手に入るハズです。
次回は、いよいよコード進行について解説します。
コード進行が解れば作曲はできたも同然(言い過ぎ!?)です。
ではまた次回、おたのしみに〜 (^0^)/~~~
→わく
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