コード(和音)構成の仕組み/メルマガ作曲講座「音楽理論編」

コード(和音)構成の仕組み


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今回は「コード(和音)構成の仕組み」です。


前回まで説明したインターバルがわかれば
コードの仕組みが全て分かります。

どんなに複雑なコードでも簡単に判断できるし、
コード進行を考えるときにもインターバルの知識は必要です。


では図を見ながら進めましょう。



この図は「ルート、長3度(M3)、完全5度(P5)」という組み合わせを
「C(ド)」から半音ずつ並べたものです。

このような和音を「コード」と呼びます。



ちなみに「和音」の「和」とは「足された(プラスされた)」という意味です。

小学生の算数で「足す、引く、かける、割る」を「和、差、積、商」と言いましたよね?

それと同じです。



さて、そのコードの中でも
「ルート、長3度(M3)、完全5度(P5)」という組み合わせのコードを
「メジャー・トライアド」と呼びます。

「メジャー」とは「明るい」、「トライアド」は「3音」を意味します。

つまり「3和音の明るい響きを持つコード」ですね。



もう一度、図を見て下さい。

全て「ルート、長3度(M3)、完全5度(P5)」という組み合わせになっています。
コード表記はルートをアルファベット大文字で表します。



では次に、この図を見て下さい。




これは同じ仕組みで「3度」が半音下がったコードです。

つまり「ルート、短3度(m3)、完全5度(P5)」という組み合わせのコードです。



このコードは「マイナー・トライアド」と呼びます。

「マイナー」とは「暗い」を意味するので、 「3和音の暗い響きを持つコード」と言えます。

コード表記は、ルートをアルファベット大文字で表し、
その横に小文字の「m」をつけます。



いかがですか?

このように、インターバルが分かれば
コードの仕組みが分かります。

次回は「セブンスコードの仕組み」を説明していきます。



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