ストリングスの打ち込み方(エクスプレッション)

今回は「DTMでの、ストリングスの打ち込み方」ついて紹介しましょう。

ストリングスは弦楽器です。
そのため、打ち込みテクニックはギターやベースに近いかもしれません。

ここで、ちょっとバイオリンを弾いている演奏者を想像してみてください。

バイオリンは弓で弾きますよね。

優雅な曲だとすると、ゆっくりと徐々に音が大きくなっていき、静かに消えていく・・・
こんな風景が想像できると思います。

これってどうやってキーボードで表現しますか?

キーボードとバイオリンとでは、楽器の構造が異なりますよね。

ボリュームを動かす?

それも一つの方法でしょう。

でもここでは「エクスプレッション」を使ってみましょう。

エクスプレッションとはボリュームに似ているのですが、
主に音の抑揚を付けるために使います。

細かい音の表情はエクスプレッションで設定し、
ボリュームは他の楽器とのバランスをとるために使います。


では使い方を見ていきましょう。

音をそのまま打ち込むと、単調なのでストリングスらしくありません。

こういう場合は、こちらの図下の「exp.」にあるように
エクスプレッションを設定します。

こうすれば、なめらかなバイオリンらしい演奏が表現できるわけです。

次回も「DTMでのストリングス」の続きをご紹介します。