■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > エクスプレッションとボリュームの使い分けエクスプレッションとボリュームの使い分け難易度2★★☆☆☆___________ 今回は「エクスプレッションとボリュームの使い分け」について書いてみましょう。 DTMのコントロールチェンジの中に「エクスプレッション(#11)」と「ボリューム(#7)」があります。 ※カッコ内はコントロールチェンジのナンバーです。 これは両方とも音量をコントロールするプログラムなのですが、 何が違うのでしょうか? 結論から言うと、この2つは同じものです。 ですが使い方が違います。 エクスプレッションは、楽器の抑揚(よくよう)を付けるために使います。 例えば、その楽器だけ徐々に音量を上げたい場合や、 フェードアウトしたい場合。 このように、楽器の細かい表情を出すために使います。 ベタ打ちでデータを入力しただけでは、いかにも打ち込みのように聞こえるので、 特に弦楽器などではエクスプレッションは必須です。 一方、ボリュームは他の楽器との音量バランスを取る時に使います。 これはすぐに想像できると思いますが、 ミキシングに使うということですね。 例えばピアノの音量を下げて、ギターの音量を上げたいという場合、 この時はエクスプレッションではなく、ボリュームを調整します。 このように、エクスプレッションとボリュームを使い分けることによって、 全体のバランスが取りやすくなります。 ボリュームだけで全てコントロールしようとすると、 「楽器間のバランス調整をしたら、抑揚(よくよう)がおかしくなった!」というミスも おこりやすくなりますからね。
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