■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > DTMの楽器バランスDTMの楽器バランス難易度3★★★☆☆___________ 今回は「DTMの楽器バランス」について書いてみましょう。 メロディーにコードを付け、ドラム、ベース、ギター、キーボードなど加え、 1曲仕上がったところを想像して下さい。 でもせっかくステレオで聞くのならば、楽器の配置や音量など、 バランスを考えたいですよね? DTMでは、特に何もしない状態では 全ての楽器が同じ位置、同じ音量になっています。 これでは音に広がりがなくなってしまいます。 ではどうすればいいのでしょうか? ポイントは、パン(左右どちらに配置するか)とボリューム(音量)の設定です。 ミキサーで設定しても良いのですが、今回はDTM(MIDI)で設定する方法を紹介します。 パンとボリュームを設定するためには、「コントロールチェンジ」というコマンドを使い、 数値を入力して設定します。 パンはコントロールナンバー10番で調整します。 0〜127の値を使うことができ、0だと左、127だと右、64が真ん中です。 ボリュームは7番で調整できます。 0が最小、127が最大のボリュームです。 この2つを使って、楽器のバランスを調整します。 ベースやバスドラなど、低くてどっしりと構えていてほしい音は 真ん中の位置(パン=64)にした方が良いでしょう。 他の楽器は、バランス良く振り分けて下さい。 例えばコードバッキングをするギターを左、キーボードを右に配置し、 左右のバランスを取るのも良いでしょう。 ブラスやシンセの音なども入るようならば、ギターよりも少し真ん中寄りなどにし、 各楽器の位置が重複しないようにしましょう。 そしてパンだけでなく、各楽器のボリュームバランスも調整します。 何もしない時と比べると、これだけでも広がりが出てくると思います。 これに加えて、リバーブなどのエフェクトをつかうと、 さらに広がりを感じさせることができます。 もっと細かく調整するには、EQやコンプレッサーなど使う必要が有ります。 ですが最低限、「パン、ボリューム」は調整しましょう。
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