■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > ヴォーカルの、声の音域を考慮した作曲ヴォーカルの、声の音域を考慮した作曲難易度2★★☆☆☆___________ 今回は「ヴォーカルの、声の音域を考慮した作曲」について書いてみましょう。 歌モノの曲を作るならば、 やはりその曲を歌うヴォーカルのことを考える必要がありますね。 ヴォーカルの個性を活かすことが大切ですが、 まず最初にチェックする必要があるのは「声の音域」でしょう。 「声の音域」は人によりさまざまですが、 一般的には、約10度(1オクターブより少し広い)くらいでしょう。 2オクターブ出せれば、広いほうだと思います。 ただ、ここで注意する必要があります。 それは、「“出せる音域”と“良い声が出る音域”は同じではない」ということです。 2オクターブ出せるヴォーカルがいたとしても、 「良い声が出る音域」は、そのうちの限られた範囲です。 曲のメインは「サビ」なので、 この「良い声が出る音域」を多く使うように、 「サビのメロディ」を作ることがポイントとなってきます。 そして、その他の音域は、 できるだけ「サビ以外の部分」で使うように作ると、 歌いやすく、聞いていても気持ちの良い曲に仕上がりますね。 ちなみに、歌に慣れたヴォーカルではなく、 一般の人が歌うための曲を作る際には、 1オクターブ以内で作れると良いですね。 1オクターブ以内で、しかも飽きの来ないメロディを作るには、 なかなか技術が必要です(^^; ですが、狭い音域で良いメロディが作れるようになっておけば、 「老若男女、だれでも歌える曲」も作りやすくなります。 声の音域は、男女で結構違うので、 「みんなが無理なく歌える曲」となると、 必然的に、使える音域は狭くなりますよね。
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